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2004年 10月 04日
かつて一度だけ同級生を叱ったことがある。
高校生のとき一緒に生徒会をやっていたその人は、容姿端麗、成績優秀、帰国子女で積極性あり、ついでに運動神経も抜群だった。 でもちょっと自己中心的。 他の人はみんな「あの子」呼ばわりで、「あのひとはこうだから、仕方ないよ」といつも上からものを見ていた。 好かれてはいなかった。 当時の生徒会は、どうしようもなかった。 男5人、女5人で成り立つ生徒会。 二手に分かれて仕事をすることが多かったため、いつも会長がチームを決めていた。 好き嫌いで。 会長に気に入られているチームと、そうでないチーム。 どっちに入っても気分は悪かった。 何人もやめていった。 最悪だった。 何度も抗議をした。 そのたびに、私が叱ったあのひとに「仕方ないよ、やめた人は自分のポジションをわかってないんだよ」と言われた。 私は自分のポジションっていうものを理解できなかった。 あなたは人の意義を決めるほど偉くない。 そう思っていた。 私と仲が良かった子がやめたとき、全員にきれた。 自分を偉いと思ってるんじゃないわよ。 あんたらはそんなに偉くないわよ。 そう言った。 そのあと、あんたの言うポジションについて、そして団体のあり方をもっと見直さないと誰も寄り付かないと言った。 わたしもやめようと思っていた。 だから最後に言いたいことは全部言おうと決めていた。 あのひとを叱る人なんて今までいなかった。 仲のよい友達もいなかった。 友達とけんかをして、仲直りをする方法を知らなかった。 けんかも叱るのも、ぜんぶあたしが初めて。 仲直りもあのひとにとって初めてのことだった。 高飛車なあなたをたまに思い出します。 あなたのようなひとがいたら大変だけど、でも刺激のある日々を送れるのでしょう。 もちろんあたしは平穏な日々を選びますが。 会長さん、お元気ですか。 一生懸命わたしを愛してくれたあなたのぬくもりを、面影をわたしは忘れかけています。 時が過ぎるというのはさみしいものです。 もうあなたを好きではないけれど、しょうもない女にひっかかったら許しません。 今はまだみんなに会いたくない。 すべてを許してもらえる時がきたら、みんなで会いたいです。
by machiko_nk
| 2004-10-04 03:06
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