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2005年 12月 02日
毎晩両親や親戚と飲んでいる。
ビールに始まり、焼酎もしくはウィスキー。 ボトルを3人で1本は空にする。 小さいころはよく遊んだいとこももうみんな父親になり、 私の知らないところでいろんな付き合いをしていることを知った。 当たり前ではあるが。 奥さんとの出会いや付き合い、同棲などの話を聞いて切ないのと同時に 壁が薄くなってきていることを感じた。 私は小さいころいとこの家で育てられていたので、 みんなとは兄弟のように育ってきた。 しかし中学、高校と進むにつれ、まだ小学生である私との壁は厚くなり、 いとこたちに比べぽっかりと年の差のある私は、 置いていかれていくと漠然と感じていた。 私以外がどんどん大人になってしまう。 しかしそう思っていた壁が薄くなってきた。 奥さんや彼女、仕事の話をされていると、 そういう話の対称でなかった時分から少し成長したのだと感じた。 一緒に駆けずり回っていたみんなの指はいつの間にかごつごつしていて、 何年も同棲した人と結婚したり、9歳年上の彼女と同棲していたり、 子持ちの人とのできちゃった婚や10年付き合ってやっと結婚したりしている。 恋愛や仕事、子供のことなど酒を片手に話したのは、 これまではなかったし、これからもこのメンバーが集まることはそうない。 みんなにお前は結婚できるかわからないな、と言われた。 友達に鬼嫁だと言われてると言ったら納得された。 でもお前の子供はかわいいんだろうなと言われ、 欲目なのはわかってるけどそう言われるのは悪くなかった。 いい時間だった。 いとこの子供たちはみんなのアイドルになり、 次に誰が抱くかで取り合いになった。 自分のことで精一杯で他の誰のことも思いやれなかったときには いとこの奥さんが付きっ切りで気を遣ってくれた。 そんな心遣いを私は無下にしたのに、それでも優しくしてくれた。 もうみんな30のおじさんになり、~くんと呼ぶような年でもなくなった。 それでも私の中ではお兄ちゃんだけれども。 10日間も実家にいて、何もせずただのんびりと本を読み、寝、時間が過ぎた。 やりたいことばかりをやっていたので、 昨日は母の本棚にあった微分・積分の問題集をひたすら解いた。 他に解析学の本がたくさんあったが、それは私にはさっぱりわからなかった。 実家にいる間、小・中学生のころ集めたB'zのCDを何年ぶりかに聴いた。 懐かしかった。 いとこたちが年を重ねるように、私も年を取っているんだと思った。 母は今日ひとつ年を取った。 そうやって人は老いていくんだなぁ。 80歳まで自分の歯が20本残したい。 自分が死んで火葬したとき、歯が残って健康だったもんねと言われたい。
by machiko_nk
| 2005-12-02 10:12
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